静岡県/沼津市

STAR OVERALL/山本被服【衣装】

静岡県沼津市に拠点を置く、日本最古のデニムブランド。その起点はおよそ100年前。大水害で生活が一変し、希望を求めて海を渡った夫婦の人生から始まります。異国の地で働きながら炭鉱夫の作業着に目を向け、暮らしの中で必要とされた「丈夫で、動きやすい服」を研究し、自ら縫い上げたのがオーバーオールの原点でした。やがてその実用性が支持され、アメリカでブランドとして形になり、さらに技術を携えて帰国。沼津の地で、日本初のデニムメーカーとして歩みを刻むことになります。

戦禍で工場を失うという出来事がありながらもその歴史は途切れず、現代には“復刻”という形でつながっていきます。資料を探し、ディテールを検証し、時間をかけて当時の意匠を現代に蘇らせた背景には、「先人の仕事を、もう一度今の手に届けたい」という強い意志がありました。

STAR OVERALLの魅力は単なるヴィンテージの再現ではなく、時代を超えて受け継がれてきた働く服の誇りや、人生に寄り添う道具としての説得力が服そのものに宿っていること。手に取った瞬間に、素材の確かさと物語の厚みが伝わってきます。

ヒッコリー

ライブではヒッコリーのオーバーオールとシャツを着用します!デニムオーバーオールも当日、会場にて展示予定です。100年の時を超えて受け継がれるものづくりを、ぜひ間近で感じてみてください。

山本被服さん会社訪問衣装合わせ!

STAR OVERALLさんこと山本被服へ衣装合わせに行ってきました。山本社長と開発マネージャーの富所さんにご案内いただき、ぬまづみなと商店街の理事お二人も一緒に見学。

STAR OVERALLは、現在の山本社長のひいひいおじいさんがアメリカ・ロサンゼルスで作ったオーバーオールを沼津に持ち帰り、販売したことから始まった日本で一番最初のデニムオーバーオールブランド。

復刻版はデニムオーバーオールとヒッコリーの2種類。今回はヒッコリーを選択。

オーバーオールのみ衣装として着用予定だったのですが、試着させていただいたヒッコリーシャツがあまりにも良くて、こちらも衣装として着用することに。胸元にオリジナルの刺繍が入るので、乞うご期待です。通常は左胸に刺繍が入りますが、ギターストラップで見えなくなってしまうので、右胸刺繍に変えてもらいました。

デニムオーバーオールとデニムカバーオールを着用しながら工場見学。まずは自動裁断機の部屋へ。大きな生地が、それぞれのパーツの複雑な形にどんどん裁断されていきます。スピードも機械の迫力もすごいのに、音が思った以上に静かなのが印象的でした。

玉縁ポケット用のミシン、刺繍専用機、あっという間にボタンを付けるミシンなど、1着ができるまでに本当にたくさんの工程があるんですね。とても効率的でスピーディーに作られている一方で、デニムの「ステッチ」はしっかり人の手で、ミシンを使って丁寧に仕上げられています。ここはやっぱり、人の手でないと出せない仕上がり。便利さの中にある一着一着への思いと丁寧さが、復刻版にさらにあたたかみを与えているんだなと感じました。

昔の写真を手がかりに歴史を辿り、実際に現地にも足を運びながら、今の復刻オーバーオールを完成させたそうです。まだまだ知られていない歴史もたくさんあるようで、開発マネージャーの富所さんは、今もなお歴史を紐解き中とのこと。思いが熱いです!

デニムの小物やグッズもいろいろ作っているそうで、どれも可愛い。

2階オフィスで記念撮影。

そして1階の作業フロアでも、しっかり記念撮影!ありがとうございました!

STAR OVERALL/山本被服

https://staroverall.studio.site

テイルウォーク/株式会社エイテック 会社見学

テイルウォーク/tailwalk

沼津の山側にある新しい本社流通センターを見学しました。敷地も建物も広くて、仕事の動線や使い方がよく考えられている印象。
大きな建物ですが、いわゆる倉庫っぽさはなく、ちゃんと人が働く場所として作られている感じがしました。フリーアドレスになっていて、集中できる場所と、少し気分転換できるスペースがバランスよく配置されています。社内にはYouTube撮影ができる専用スペースもありました。そして、まず見学したのが入口近くにあるルアーテスト用のプール。最大水深4メートルのプールで、ルアーが水中でどういう動きをするのか、姿勢やバランスをその場で確認できる設備です。ぼくもちょっとだけ使わせていただきました!意外と難しい。
続いて案内してもらったのが、ロッドの破断試験機がある部屋。どのくらいの力で折れるのかを測定する装置で、負荷がかかっていく様子を間近で見ると、少し緊張感があります。テイルウォークのプロデューサー中村専務は丸1日、ここに籠もることもあるそうです!テグスの会社からスタートしたというエイテックの歴史を感じられる設備や展示もあり、新しい社屋の中に、これまで積み重ねてきた時間が自然に残されているのも印象的でした。
釣り好きなぼくにとって、興味深い会社見学。道具づくりの裏側を少し知ることができました。

テグスの会社からスタートしたエイテック。

テグスの会社からスタートしたエイテック。
当時の設備も大切に残されていて、積み重ねてきた歴史を感じます。

ルアーテスト用のプールで、実際に動きを確認。
水の中でどう泳ぐのかを、その場で見られるのは貴重な体験でした。

プールの側面にある窓から、水中のルアーの動きをチェック。細かい動きまでしっかり見えるようになっています。

ロッドの破断試験機。
どこまで耐えられるのかを、実際の数値で確認していきます。

ロッドの破断試験機。どこまで耐えられるのかを、実際の数値で確認していきます。

池永社長、中村専務、木村次長と。貴重なお話と会社見学、ありがとうございました。

テイルウォーク/株式会社エイテック

https://www.tailwalk.jp/

釣船・幸松丸

今回の沼津では、静浦港から出船する釣船・幸松丸に乗って、駿河湾へ釣りに行ってきました。朝早く、まだ暗くてかなり冷え込む中で港に集合。この時期の船釣り正直なかなか寒いので、防寒対策はしっかりが基本です!今回はテイルウォークの中村さん、STAR OVERALLの富所さんにガイドしてもらいながらの釣行。
タックル関係は全てテイルウォークさんにお借りしました。ロッドはフルレンジ、リールはセイレンスBM、シンカー20gにクローワームという組み合わせ。
今回は駿河湾の水深10〜50mほど浅瀬を中心に、5〜6ヶ所のポイントを攻めます。アカハタなどのロックフィッシュ狙いですが、運が良ければ鯛もかかるとか。。でも、船長さん的には渋い戦いになりそうだと言ってました。最初はタイラバという選択肢もあったそうですが、朝イチの短いチャンス勝負になる可能性があり、やはり今回はロックフィッシュをメインに組み立てていくことになりました。フィッシングマスター中村さんに手解きを受けながらやってみると、意外とすぐに反応があってびっくり。最初のアカハタはぼくが釣りました。ちなみに中村さんは、芦ノ湖で開催されるNBCトーナメントでも上位に入るキャリアの持ち主で、2002年・2019年・2021年には、NBC神奈川チャプター年間シリーズで通算3回の年間チャンピオンに輝いています・・・すごいっす。
途中雨がぱらつきましたが、波もなく海の向こうには富士山も見えてきました。
魚を手にしたタイミングで富士山が見える瞬間もあり、釣りと景色の両方を楽しめました!

ちょっと緊張しつつ、ワクワクしてるところ。

まだ暗くて寒い中、いまから出港。
行ってきます。海の上はもっと寒いぞ。。

晴れていると、海の向こうに富士山。
この景色が見られるのも、沼津の釣りのいいところ。

テイルウォークの中村さんと。
基礎からいろいろ教えてもらいました、ありがとうございます。

魚を釣って、後ろには富士山。このショットが撮りたかった!!本当に気持ちのいい瞬間!

無事帰港。楽しかったー!おつかれさまでした。
ちなみにこのハンドサインは、テイルウォークのサインです。

釣船・幸松丸
静岡県沼津市獅子浜243

https://numazu-koshomaru.com/

磯はる食堂

磯はる食堂

こんなにイワシが主役になる定食は人生で初めてでした。まさにイワシ尽くし!!
市場のすぐそばにあるこの食堂は、イワシ一筋で続いてきたお店。新鮮な魚を、そのまま無駄なく、手際よく料理していくからか、いわゆる“青魚っぽさ”がまったく気にならない。ものすごく美味しいです。
一番人気の「大浜」は、刺身、南蛮漬け、天ぷらにごはんと味噌汁までついた定食。どの料理もちゃんと主役で、「イワシって、こんなんだっけ?」って思わされる。別で頼んだ味噌煮は、骨まで気持ちよく食べられて、これはもう説明いらずのやつ。しかも刺身用のイワシは、入荷がない日もあるらしく、他の魚になる場合も多いようで訪問した翌日は入らなかったそう。この日に食べられたのは、完全にラッキーでした。
ここで食べてから、イワシを見る目が変わりました。ぼくの中ではアジと双璧をなすくらい美味しかった。ここは本気でおすすめしたい一軒です。

一番人気の「大浜」はいわしの刺身、天ぷら、南蛮漬けが一度に楽しめる定食。
どれも美味しくて、満足感が高かったです。

一番人気の「大浜」はいわしの刺身、天ぷら、南蛮漬けが一度に楽しめる定食。
どれも美味しくて、満足感が高かったです。

骨までやわらかくて、そのまま食べられる。
完全にごはんが進むやつ。

骨までやわらかくて、そのまま食べられる。
完全にごはんが進むやつ。

その日のおすすめが書いてあるので、まずはここをチェック!

その日のおすすめが書いてあるので、まずはここをチェック!

磯はる食堂

磯はる食堂
静岡県沼津市千本港町109

https://www.instagram.com/isoharu104/

極生アジフライと踊りぶし あした葉/沼津あじフライたるたるサンド

沼津あじフライたるたるサンド
極生アジフライと踊りぶし あした葉

沼津の街を歩いていると、あちこちで見かけるのが「沼津あじフライたるたるサンド」こと、あじたるサンド。港町らしくアジに自信のあるお店が多い沼津では、それぞれの店が工夫をこらしたあじたるサンドを出していて、街全体で推している名物メニュー。このあじたるサンドは、2025年9月に青森で開催された「第16回みなとオアシス Sea級グルメ全国大会」でグランプリを獲ったそうで、話題になるのも納得。
今回立ち寄ったのは「極生アジフライと踊りぶし あした葉」アジフライ専門店らしく、注文ごとに揚げるスタイルです。
サクッと揚がったアジフライに香ばしいパン。そこに合わせる静岡茶を練り込んだ緑のタルタルソースは、見た目も印象的で、ちょうどいい塩梅でお茶の香りがふわっと感じられる。アジは冷凍せず、鮮度のいいものを使っているそうで、衣は軽く、身はふっくら。揚げ物なのに、後味が重くならない!沼津が今、このサンドを推している理由が、食べてみると納得。いつか各店の食べ比べしてみたい♩

サクッと揚がったアジフライに、
緑のタルタルがきれいに映えてます!

サクッと揚がったアジフライに、
緑のタルタルがきれいに映えてます!

ポスターかっこいい!確かにハマりそうで罪深い美味しさ。

ポスターかっこいい!確かにハマりそうで罪深い美味しさ。

アジフライへの本気度がすごい及川店長さん!

アジフライへの本気度がすごい及川店長さん!

沼津あじフライたるたるサンド
極生アジフライと踊りぶし あした葉

極生アジフライと踊りぶし あした葉
静岡県沼津市千本港町115−4

https://www.instagram.com/gokunama929/

沼津港大型展望水門 びゅうお

沼津港大型展望水門 びゅうお

沼津のシンボル的な存在が、沼津港大型展望水門「びゅうお」。港のそばにそびえ立つその姿は、遠くからでもすぐにわかります。展望台として知られていますが、もともとは津波から港を守るためにつくられた水門。東海地震の津波対策として整備された施設と聞くと、このスケール感も納得。エレベーターで上まで上がると、視界が開けて港と街を見渡すことができます。この日はあいにく富士山は見えなかったけれど、駿河湾は一望!
ときどき展望台がバーになったり、ライトアップされたり、びゅうおを背にライブが行われることもあるそうです。そのせいか、展望台の中には沼津のバー紹介パネルが大きく掲示されていました。防災施設でありながら、景色を楽しめたりイベントの舞台になったり。いろんな使われ方をしている沼津のシンボルです。

展望台の中には、沼津のバーを紹介するパネルも。イベントが行われる場所らしい一面です。

展望台のあちこちにトリックアート。
つい写真撮りたくなります。

展望台のあちこちにトリックアート。
つい写真撮りたくなります。

沼津港大型展望水門 びゅうお

沼津港大型展望水門 びゅうお
静岡県沼津市本千本1905−27

https://www.instagram.com/byuo_numazu/

フルーツ飴たんふる Candy fruits/めんだこパン

フルーツ飴たんふる Candy fruits
めんだこパン

沼津港を歩いていると、あちこちで見かけるのがメンダコモチーフのあれこれ。装飾やお土産、グルメまで、本当にいろんなところにいます。
そんな流れで立ち寄ったのがフルーツ飴たんふる Candy fruits。ここで見つけたのが、メンダコの形をしたパン。選んだのは、めんだこパンのチーズ。ほんのり甘い生地に、ちょっと伸びるチーズ。見た目はかわいいけど、味はちゃんと安心感のあるやつです。沼津港らしいモチーフを、こういう軽いおやつで楽しめるのがいい。歩き疲れたタイミングに、ちょうど立ち寄りたくなるお店でした。

ほんのり甘くて、間違いない組み合わせ。見た目のかわいさにやられました。ちなみにタコは入ってません。

メンダコモチーフのグッズもいろいろ。

フルーツ飴たんふる Candy fruits
静岡県沼津市千本港町97

https://www.instagram.com/candyfruits.numatan/

どんぐり

どんぐり

沼津で長く親しまれている喫茶店、甘味処 どんぐり。入ってまず目に入るのが、お店の中央を流れる水路です。カウンターの真ん中を水が流れていて、注文した料理が桶に乗って席まで運ばれてくる仕組み。各席には東海道の宿場町の名前が付いていて、最初に食券を買って席に着き、その食券を宿場町名のホルダーに挟んで桶にセットすると、水流に乗って厨房へ流れていき、これで注文完了。なかなかオツですな。しばらくすると、座席名のランプが点灯。桶に乗って、注文したものがどんぶらことやってきます。この一連の流れがおもしろい。甘味だけかとおもいきや、きしめんも定番だそうです。フルーツポンチもパンチ効いてました!沼津の人の中には、子どもの頃から通っているという人も多く、休日は行列ができることもあるそうです。観光で立ち寄るのはもちろん、地元の人に長く愛されてきた名物レトロ喫茶店です。

甘いものだけじゃなく、きしめんも。
メニューを見るのも楽しい。

甘いものだけじゃなく、きしめんも。
メニューを見るのも楽しい。

食券を桶にセット。
これで注文完了です。

食券を桶にセット。これで注文完了です。

桶に乗って、ゆっくり到着。

桶に乗って、ゆっくり到着。

コーヒーも桶で到着。

コーヒーも桶で到着。

どんぐり

甘味処 どんぐり
静岡県沼津市大手町5丁目8−22

https://www.instagram.com/donguri_numazu/

沼津倶楽部 茶亭

茶亭 numazu club

今回はちょっと豪華なディナーへご招待いただきました。オーベルジュ 沼津倶楽部のダイニング「茶亭」。約110年の歴史を持つ登録有形文化財だそうで、入った瞬間から「すごい…」と声が出る空間で、空気そのものに重みがあります。今回は宿泊はせず、食事のみの利用。個室は静かで落ち着いた雰囲気。この建物で過ごす夜は十分に特別でした。料理は、鎌倉の名店「イチリンハナレ」監修による、中華をベースにしたコース。駿河湾や伊豆近海の魚介、地元の食材がさりげなく使われています。イチリンハナレのシグネチャーのよだれ鶏もあって、つい赤ワインもいただいてしまいました♩食事のあとには、増築された「別邸」からなる宿泊施設を少しだけ拝見。こちらもまた素晴らしく、いつか泊まってみたいな…と思いつつ、食事だけでも、しっかり心に残る夜でした。

沼津の食材もいろいろ使われていて、 器もきれい。目でも楽しめる一皿でした。

沼津の食材もいろいろ使われていて、器もきれい。目でも楽しめる一皿でした。

香ばしく焼かれたフカヒレ。 食べ終わったあとにご飯を入れて、リゾット風に。これがまた美味しい。

香ばしく焼かれたフカヒレ。食べ終わったあとにご飯を入れて、リゾット風に。
これがまた美味しい。

スペシャリテのよだれ鶏。このあと餃子や麺も入れていただきます。

スペシャリテのよだれ鶏。このあと餃子や麺も入れていただきます。

全室が茶室という造り。建物を眺めているだけでも、歴史を感じられる空間です。

全室が茶室という造り。建物を眺めているだけでも、歴史を感じられる空間です。

富士の伏流水が湧き出る水盤に映る別邸。その佇まいは、芸術的。

富士の伏流水が湧き出る水盤に映る別邸。その佇まいは、芸術的。

茶亭 numazu club
静岡県沼津市千本郷林1907-8 沼津倶楽部

https://numazu-club.com/dining